地どり応援団

のとじどりおうえんだん

昔ながらの自然にやさしい仕事を続ける仲間たちから、今では手に入りにくくなった貴重な資源を分けていただき、能登地どりのごはんに使わせていただいています。

能登地どりを支える

能登の職人たち

こだわり職人の支援で能登地どりは育っています。

能登には昔ながらに受け継がれてきたさまざまな伝統産業があります。その一つ一つとのつながりが、現代においても大変貴重な資源の入手先になっており、安心・安全な地鶏の飼育につながっています。

炭焼き職人 池下さん

鳥の里よりほど近いところに炭焼き窯を手作りし、地元の木材を丁寧に焼き上げて「能登炭」を作っていらっしゃいます。
炭の魅力は調理などでの火力はもちろんですが、上質な炭は火の粉が少なく、大きな日本邸宅がたくさん残る能登では屋内での暖をとるのに重宝します。
また、引火性が低いので保管・保存も簡単で、安全にエネルギーを備蓄するのに最適です。

池下さんにお願いし、能登地どりに与える木酢液・炭粉を分けていただいています。

自らの手で伐採した能登の森林から生み出される能登炭は農薬や防腐剤など一切含んでいない大変良質なものです。

徹底したこだわりで作られているからこそ能登地どりに安心して与えています。

能登牡蠣生産 飛田さん

能登は牡蠣の一大生産地としても有名どころです。能登の牡蠣は「おいしさ」日本一をとったこともあり、丁寧に手作業で殻むきをしています。

身をとった後の殻は、昔は畑にまいたり、セメントの材料などに再利用されていましたが、今ではごみとして捨てられてしまっています。
そんな牡蠣殻は地鶏にとって、たまごの殻を作るとても貴重なミネラル分になります。鳥の里では能登牡蠣さんからこうした「かき殻」を分けていただき、砕いて飼料として与えています。

能登牡蠣さんの若手「飛田水産」さんのこだわり。

  • 人工的なえさを与えず、里海の恵みだけで育てています。
  • 出荷する朝に水揚げして殻むきして、お客様に直送。
  • その日の出荷量だけしか水揚げしない。
  • 殻むき、藤壺とりなどすべて手作業!

飛田水産さんの牡蠣はこちらからお求めいただけます。

かに生産加工 宮崎さん

北陸といえば「かに」。石川はかにの一大生産地として絶賛売り出しております!

能登沖は急に海が深くなるのでかにの住みかとして最高な場所です。
目の前の海でかにを水揚げできるので、船に上げてから港に水揚げし、流通に乗るまでの時間が他の産地と比べ物にならないほど短い!

また、とれたかにをその日のうちに加工調理(ボイル)しているので輸送でやせてしまったり、においが出てきたりということが全くなく、まさにさっきまで海で泳いでいたおいしさをそのまま楽しめます!
ぜひ能登のかにをご賞味ください!

おいしいかにの提供をしている同じ町内の宮崎水産さんから、かにの殻を分けていただいています。かにむき身を加工する際に出るかにの甲羅はこれまで肥料の原材料として遠方まで運ばれていましたが、破砕して地どりに与えると、たまごの甘みが増える!

地元の食材でたまごがおいしくなる一石二鳥で、地物のかにの甲羅を分けていただいております。